はなみつばちのブログ

世界はたくさんの素敵なモノ・コトに溢れているから、できるだけたくさんの経験をしたい。その日々の記録・忖度なしレビュー。

鬱病が治る過程を描いた漫画

ひろゆきさんがTwitterで紹介していた鬱病が治っていく過程を描いた漫画。


https://twicomi.com/manga/e3_noguchi/913693963118190594


暴力を受けてストレスフルな家庭環境にあった主人公が中3のとき、走って勉強に没頭すればすべてを忘れられることに気付いて、

ランニング→勉強、そして難関高校へ進学。

その後に鬱病を発症する。


ランニング&勉強しているときの、万能感。

「自分はなんにでもなれるんだ」という恍惚感。

後から振り返ると、そのとき「影の本心」が、「とうとう本心を無視したね…」と囁いているのが、なんというか…

こわいなと思った。

その影はその後もどんどん大きくなっていって主人公は苦しむ。


明石家さんまさんが、「自分と向き合ったりは絶対しない。逃げ切る」と前言っていたことを思い出したなぁ。


あと印象的だったのが、鬱がだいぶ良くなっていって、心から楽しく軽やかに、「死のう」と考えるシーン。

これはたぶん、破産とかを経験して、解決して楽になったときが危ないっていうあのパターンのことかなと思った。


自分の本心に耳を傾ける。

本心とか心なんかないよ、っていう考えもあるけど。